助成事業
社会発展の基礎を築く研究を課題提案の形式により研究活動に携わる研究者から広く募り、優れた提案に対し研究助成を行うもので、従来の研究助成に加えて平成15年度から実施した。
(大学名等および役職は申請時のもの)
研究課題 | 大学名等 | 役職 | 氏名 | |
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1 | ドライバと自動車・自動車と自動車の共進化を可能とする高度運転支援システムの開発 | 慶応大学 | 教授 | 大前 学 |
研究要約
ドライバの介入を前提とし、ドライバが運転の安全維持責任を負う自動運転システム(高度運転支援システムと称す)において、ドライバと自動車、自動車と自動車の相互作用により、それぞれが進化(共進化)することを可能とする自動運転制御の開発。
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2 | 高齢ユーザの移動の質向上を目指した長期利用可能なモビリティ | 東京大学 | 准教授 | 小竹元基 |
研究要約
前期高齢者、後期高齢者の生活空間における安全な移動を確保する、自律的な支援機構を付加したハンドル形電動車いす等の低速移動システムの構築をめざす。
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3 | 運動フォームと機構の同時最適化による競技者へ適合するスポーツ義足の設計開発 | 首都大学東京 | 教授 | 長谷 和徳 |
研究要約
制御工学におけるコントローラと制御対象の統合化設計理論を応用して、競技パフォーマンスを最大化するスポーツ用義足の力学特性と選手の運動フォームの相互の適応関係を計算機シミュレーションにより明らかにする。
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